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りすの書房「亞書」と26歳社長 [ニュース]

26歳の社長が経営するりすの書房から今年の2月に出版された
「亞書」
という書物が物議をよんでいます。

亞書という謎の書物…

全480ページにわたってローマ字ギリシャ文字
がひたすらならんでいる、意味不明の書物。

これが一冊64,800円という高値で販売されていて、
シリーズ本で112巻まで作成し、
最終的には132巻まで出す予定なのだそうです。

すでに国立国会図書館に78巻納本済み

法律によって義務づけられている納本ですが、
納本された定価の一部を発行者に支払うという仕組みがあるそうで、
すでに42冊分の136万円が発行者側に支払われているとのこと。

内容がなく、一冊の値段が高い本を何十冊も納本…
代償金目当てなのではないかとネットで疑問の声が大きくなり、
国立国会図書館も支払いが適正だったのか調査を始め、
返却するという処置にも動いているそうです。

りすの書房はこの騒動を受けて10月26日以降、
アマゾンでの販売を取りやめています。

しかし、この亞書、

著者のアレクサンドル・ミャスコフスキーという人も

「自分が即興的にパソコンでギリシャ文字を打ったもので、
意味はない。本そのものが立体作品としての美術品とか工芸品。
長年温めてきた構想だった」

と説明し

題名については「ひらめいて付けた。意味はない」

とのこと…

著者の名前、アレクサンドル・ミャスコフスキーについては

「架空の人物で、作品のイメージとして記載した」 

だということで、怪しさ満点ですね。

出版元の墨田区にあるりすの書房の社長26歳が
アレクサンドル・ミャスコフスキーさんなんでしょうかね。

一人でレーザープリンターで印刷し、装丁まで行っているので
この1冊64,800円という値段は妥当だとおっしゃっているようです。

納本についての経緯ですが、2年前に作った10万円の楽譜が
「高すぎて買えないので納本してほしい」
と匿名の人から依頼されたことをきっかけに納本を続けているようです。

今回の本は製作に3万円以上かかっているとのことなので
このことが本当であれば代償金をもらっても利益はないということに
なるようですが、真相はいかに?

しかし内容がない本をシリーズ化して132巻って…

その労力も並ではないと思いますが、目的はなんなのでしょうね。



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