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モズクガニの寄生虫について… [ニュース]

静岡県の川で大量発生しているモクズガニ。寄生虫がいるのできちんと火を通して食べることが大切ですが、そのお味は上海ガニに匹敵すると言われています。

静岡市葵区、住宅街を流れる長尾川でモクズガニが大量発生しています。

体長は10センチほど。

モクズガニは毎年この時期になると長尾川に産卵のため現れるそうですが、いままでは数匹程度で、こんなに大量に見つかったことはなかったそうです。

日本全国の河川に棲む大型の淡水産のカニ、モクズガニ。

みなさんはこのカニをご存知でしたか?

わたしは、サワガニくらいしか知りませんでした。

10センチって結構大きいですね。

もくずがに 黒.jpg

こんな感じで甲羅は黒いです。

このカニ、何かに似ていると思いませんか?

そうなんです。上海ガニに近い種類なんです!
(上海ガニは和名で「シナモクズガニ」と言うんですよ)

高級食材の上海ガニ(に近い種類)が日本の川でも捕獲できるんですね。
驚きました!

さてこのモクズガニには寄生虫がいるそうです。

上海ガニは蒸すか茹でるかで食べますが、モクズガニは確実に寄生虫を殺し安全に食べるために茹でて食べるようにしてください。
(本場上海でも、茹でる方が主流の調理法です)

ウエステルマン肺吸虫といって体内に入ると肺気腫を引き起こすおそれがあります。

よく加熱して食べれば大丈夫とのことなので、

① けっして生では食べないように!
② 調理器具に寄生虫が移っている可能性があるので、調理した場所・器具はよく消毒しましょう。
③ 手もよく洗ってくださいね。

もくず 赤.jpg

美味しくって人生を変える…ともいわれるモクズガニの食べ方は、

① 茹でたものをそのまま食べる。
② すり鉢で細かくすり潰して、水で濾してだし汁を取り、味噌汁に入れる(ガン汁という郷土料理)。

という調理方法が一般的のようですね。

モクズガニは雑食でアオミドロなどの藻を食べたり、魚などの死体を食べたり、河川の富栄養化を防ぐ分解者の役割をしてくれているそうです。

川をきれいにしてくれているのですね。

長尾川で大量発生し話題になったモクズガニですが、漁港や通販でも買えるようなので、ぜひ今の時期にしか味わえない絶品を楽しんでみてくださいね!






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